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歯科治療でのレントゲンの見方(第3回)

歯科治療の際、歯科医師からレントゲンを見せられることがよくあるかと思います。しかし、実際のところ、レントゲンの見方がわからないという人も多いのではないでしょうか?

■悪い歯科治療のレントゲン例1

レントゲン写真1

本来、神経を抜いた後の治療は神経がはいっていたところは全部薬で満たされていなければなりません。左のレントゲン写真は、根の先のところまで薬がきちんとつまっていません。そのため、根の先に影のようなものができています。これは、根尖病巣と呼ばれる嚢胞(ノウホウ)が出来ています。この程度では、何ら自覚症状が現れません。嚢胞が大きくなるにつれて、歯根の一部を吸収してきたり、骨を吸収してきたりします。

■悪い歯科治療のレントゲン例2

レントゲン写真2

上顎の大臼歯は歯根が3つあります。ところが、このレントゲンでは薬が2根にしか詰まっておらず、しかも先端のところまで満たされていません。その上に冠(クラウン)をかぶせています。おかげで根っこの先には病巣ができています。いつか、痛みや違和感が出て来た時には冠を外して、根っこの治療を再度行う必要があります。

■良い歯科治療のレントゲン例

レントゲン写真3

神経を抜く治療をおこなったら、左のレントゲンのように、薬がきちんと先端まで満たされているかどうかレントゲンの説明を聞く事が重要ですね。被っているものにだけ目がいきがちですが、何ごとも基礎が肝心です。見えないところに一生懸命治療を行ってくれるかどうかがよい歯医者さんです。
(2006/7/6掲載)

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