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第4回:朝三暮四(ちょうさんぼし)

■□■ 朝三暮四(ちょうさんぼし)の意味 ■□■

うまく丸め込むこと。ごまかすこと。
目先の利益にとらわれて全体が見えなくなること。

■□■ 朝三暮四(ちょうさんぼし)の逸話 ■□■

宋(そう)の国に住む狙公(そこう)は猿回し。
たくさんの猿を養っていた。

猿が大好きな狙公は、猿回しの興行で得た財産のほとんどを、サルのために費やす。
猿が欲しがるものはなんでも与えた。

おかげで狙公と猿の間は、それはもう固い信頼関係で結ばれていた。

でも、やりすぎた。

生活は貧窮し、ついに大好きな猿のエサを減らさなければならない事態に。
猿に嫌われたくない狙公は、猿達を説得し、うまく丸め込むことを試みる。

次の日の朝…

狙公:
「はーいちょっとみんな聞いてー

いつもみんなが食べてるどんぐりのことなんだけど、いつもあげてる分より少し減らさなきゃならなくなりました。

そこで提案なんだけど、今からあげる朝の分を3個にしようと思います。
でも夜は4個あげるよ。どう?」

猿たち:
「なんだとー?」
「ふざけんな−!」
「こちとらお腹ぺこぺこじゃムキーッ!」
「あほー!甲斐性なしー」

狙公:
「わかったわかった。

じゃあみんなの希望通り朝は4個にしよう。その代わり夜は3個だよ?
それでいいかい?」

猿たち:
(全員)「ならよし、許す。」

目先のことしか考えられない猿達は、希望を聞いてくれたことに満足し、狙公への信頼をより一層深めた。
(2006/3/22掲載)

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