■□■ 破竹の勢い(はちくのいきおい)の意味 ■□■
止まること知らない、なすすべが無いほど激しい勢い。
■□■ 破竹の勢い(はちくのいきおい)の逸話 ■□■
”三国志演義”で有名な三国時代の末期、蜀は魏によって滅び、その魏も晋に取って代わられる。
その晋の武帝は、残る呉を平らげようと、杜預(とよ)を司令官に抜擢し南下を命じた。
命を受けた杜預は、南下する時機を慎重に見定め、”いまだ”とばかり一気に軍を進める。
これが大当たり。
晋軍の勢いに呉軍はアワアワするばかり。
あっという間に呉の首都近くまで攻め上った頃、
夏が訪れる。
北国の晋の連中は夏が苦手。南国の呉の連中は夏が得意。
連戦連勝で気も大きくなっている晋軍の中で
「あちーのヤダ。冬まで待とーぜー」
という厄介なムードが蔓延してきた。
杜預は声を励まし、諭す。
「良く聞いてください。
竹は最初の一節さえ割れば、あとは一気に裂いて割る事が出来ます。
いいですか、今の我が軍の状態は正にそれなのです。
この勢いを止めず一気に攻めれば、簡単に事は済むのです。
だから…四の五の言ってないで働けーっ!」
…晋軍は勢いを保ったまま進軍を続け、呉は、あっけなく滅んだ。
(2006/3/8掲載)