■□■ 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の意味 ■□■
復讐を果たすために辛い思いをすること。
現在では”成功するためにどんな苦労にも耐え忍ぶこと”の意味で使われる。
■□■ 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の逸話 ■□■
古代中国は春秋時代、呉と越という国があり、お互い何十年も血で血を洗う争いを繰り返していたそうな。
時の呉王、闔盧(こうりょ)はその戦争の最中、越王、勾践(こうせん)の奇襲攻撃で受けた傷が元で、この世を去る。
闔盧の子、夫差(ふさ)は、父の仇を忘れないよう”薪”の中に”臥”して身を苦しめ、じっと機会を伺う。
そして遂に勾践を撃破。会稽山(かいけいざん)に追い詰めて降伏させることに成功する。
もう越にはほとんど国力が残っていないと判断した夫差は、捕えた勾践を赦し、放免した。
その後、勾践は許してくれた夫差に感謝し、以後、呉と越はずーっと仲良し。
支え合い、助け合いの微笑ましい歴史を歩んで…
行かない。
越に戻った勾践は20数年もの間、とても苦い(らしい)熊の”胆”を自室に掛け、それを毎日毎日”嘗”めては敗戦の恨みを思い出し、国力を蓄える。
そして前473年。
再び力を蓄えた勾践は呉に攻め入って夫差を破り、降伏した夫差の命乞いにも耳を傾けなかった。
絶望した夫差は自ら命を絶ち、結果、呉は滅びた。
(2006/3/1掲載)